【特集・犬山市市議会議員選挙2023 新人候補者ファイル】光清つよし

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「答弁を求めます、光清都市整備部長」犬山の市議会を傍聴に行く機会(取材ね)で度々光清の名前を聞いていた。特に道の駅のサウンディング調査の年、光清は行政の最前線にいた人物だ。今回の選挙で立候補すると聞いて正直驚いた反面、前回の選挙でも小川きよみが立候補したことから都市整備部長のキャリアで退職された方はセカンドキャリアに市議を選ぶのだろう。それだけ在職中に課題を見つけていた、という見方もできる。筆者が思うに光清は2023年の市議選で新人大本命である。

「え?誰?」という人のために、本音の部分を聞いてきた。

市議選に立候補した動機を教えてください

「退職してから3年、楽田を見て回っていたんですけど、なんか元気が無いんですよ……」と光清の選挙事務所は大懸神社のすぐ近くに構えていた。

大縣神社の建立は相当古い。平安時代よりも前じゃなかろうか?その辺はまた別の機会で紹介する。

楽田地区は大縣神社を中心に小牧市と隣接している。名鉄小牧線が走り、楽田在住の方の多くは名古屋方面へ働きに行くことが多い。

光清が犬山市役所を職場に選んだのは「地元に残って働きたかったんですよ、だから市役所だったんです」と語るように、大学卒業後、退職まで犬山市役所で働いていた。

名古屋市立大学卒業、犬山市役所勤務、様々な部署を渡り歩き、最後のキャリアは都市整備部長だった。

「正直、こんな数字出して議会が承認してくれるのかな?と構えたことは何度でもありました」と本当はオフレコにしたかったのだが、現場を退いてから話せる本音の部分を聞けた。問題意識を持ちながらも市政運営に尽力したのは本当に犬山が好きなのだろう。そんな表も裏も知ってる人が今回議員に挑戦する。

あなたの政治的信念を教えてください

「地元の若年層が減ってるんです。私としては彼らの土台でいいんですよ、道を拓いてあとに託すことができれば。でも今、声を挙げる人が少ないじゃないですか、地域の要望も課題もあと何年できるかわかりませんが、元気なら挑戦してみる価値はあるんです」と覚悟のようなものを垣間見た。後進に譲るための道を作りたい、そのための準備を市議になり取り組みたい。

行政側と批判があるかもしれないが、行政の中にいたからこそ感じていた課題は山積みだと思う。特に楽田地区は道路インフラ、都市計画、交通課題と高齢化が進む地区。行政寄りだからこそ解決に至る道を作ることができる人である、と筆者は思う。

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