【特集・犬山市市議会議員選挙2023 新人候補者ファイル】小川たかひろ

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2023年の犬山市議会議員選挙、実は前回から定数が減っていて20名から18名になっていることをお気づきだろうか?定数が減ったのは2019年の前回選挙後に山田たくじさんが亡くなられ、19名になり、2022年の市長選挙で丸山こうじ氏が市長選に挑戦し退職されたことを受け、18人で議会を運営しても支障がなかったことに起因している。

その中でも実は公明党の所属議員が2名、日本共産党の所属議員が3名、国民民主党の所属議員が1名いて、国政政党所属の市議が6/18と高い割合を占めていた。

この記事で紹介する小川たかひろは日本共産党から立候補するという形を取っていて、水野正光元市議の後継者に当たる。

筆者、実は日本共産党の犬山市議団のファンである。だってぜんぜん日本共産党っぽくないのだから信が置ける上、辞められた水野さんには結構お世話になりましたもの~。

では本編、どぞ!

市議選に挑戦した動機はなんですか?

小川たかひろをご存知だろうか?共産党から立候補したからバリバリの共産党員で、選挙公報も主張が共産寄りじゃないか?という方も多いと思う(あれは党のテンプレね)。が、先にも述べたが犬山市議団は共産色がないというか薄い、これは主張を個人の主張に任せていることに起因しているからだろう。

小川と筆者は今回の選挙よりもずっと前から個人的に交流があった。まさか市議選に挑戦するとはな、というのが個人的な感想だ。しかしその動機や政治的信念を聞いていくうちに「あ、この人なら犬山の抱えている町の課題の一つを確実に良い方向へ変えてくれる」と感銘を受けたのだ。

小川が今回の市議選に挑戦した動機は「交通難民、特に過疎地の交通弱者問題を解決に至るまで仕事したい」である。

小川自身、名古屋市交通局の出身で、地下鉄の運転手として活躍していた。そのためか路線図に熟知していて、地域交通の問題提起も議員挑戦前から犬山市に行っていたのだ。今、犬山市内を走り回っているわん丸くんバスは小川の路線図提案を参考に作られていることはあまり知られていない。

政治的な信念を教えてください

小川にインタビューを取ったのはまだ桜が咲く前の季節だった。バス停の見えるある喫茶店でお話を伺ったのだが「え?政治的な信念ですか?うーーん……」とその時期にははっきりとお答えをいただけなかった。

が、選挙活動を繰り返すうちに固まったのだろう「僕は交通屋だ、専門も交通だ、だから地域交通をやり抜く、これが信念だ」とTwitterだかFacebookだかでおっしゃっていた。

喫茶店でインタビューを行う中で、外の様子が気になっていたのだろう。何度も視線を外し、バス停の様子を伺っていた姿を見て「本当にこの人はバスとか電車とか好きなんだな~」と。

電車とかバスは外的な要因で遅れることもあるし、行きたい場所の近くまで運んでくれる。特にバスはこれから先の10年、確実に市民の足になる。小川が描く未来が犬山には必要で、人口が増えても減っても地域交通は絶対に避けられない課題になる。そんなときに専門的な知識を持った知識人が議員として活躍していたら、そう考えると小川には期待しかない。

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