2019年の犬山市議会議員選挙、候補者22人全員にシンプルかつ同じ質問を投げてみました。
今回の市議会議員選挙は論点が明確ではない選挙戦で、各候補にそれぞれの主張があり大変興味深い論戦が犬山市内で繰り広げられています。また、ポスター、公選ビラ、選挙公報と選挙にまつわる各候補の主張を目にする機会も増えていることでしょう。しかしながら外側から見ていて、もう少しこの部分を聞きたい!という方もいるのではないでしょうか?
今回、すべての候補者に同じ質問「あなたが市議会議員に立候補した理由とその根っこにある信念は?」という質問を投げて、直接会ってお話を聴いてきました。
どの候補者に入れようか迷われている方、もう少しここが聞きたかったという方の参考になれば幸いです。
※各候補者の表題No.と氏名はポスター表記にある掲示板番号と氏名を参考にしています。なお敬称は略称にて失礼いたします。
新人・小河原かすみ候補が議員を志した理由
「私、実家が九州の宮崎なんですよ」と少し嬉しそうに語る彼女。今回の市議会議員選挙で新人の小河原候補だ。聞けば彼女の旦那さんは東北の出身、夫婦揃って犬山市以外のいわゆるよそ者である。
そんな小河原候補が市議を目指す理由は何かと問うと「犬山市で子育てをしていてわからないことが沢山あった。コミュニティもなんとなく入りにくいし、何より情報が少なすぎてわからないことが多い」と。
新人小河原候補を支える信念は?
女性目線、母親目線の議員として活躍したい!と昨今の新人候補は述べる。しかしそれをどうやって変えていくのか?は別の話。
「道をゆく人からも小さな声を聞き反映させることができる人物に」と小河原候補の目線はあくまでも女性目線であり、母親の目線だ。制度の間で活躍したくても活躍できない、頑張りたくても頑張れない人の声を聴くためにあるき続ける。