訪日外国人旅行者の冬季人気スポットランキング:ナビタイムジャパンの分析結果

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写真引用:NAVITIME

ナビタイムジャパンが提供する訪日外国人観光客向けのナビゲーションアプリの利用状況から、冬季に人気が急上昇している市区町村を分析した。愛知県犬山市がトップで4倍の増加率を示し、2位以降も2.6倍以上の滞在数増加が見られた。スキーなど冬季ならではのアクティビティに対する興味関心が高まっていることが示されている。

訪日外国人の来日は回復傾向、犬山は昨年の4倍?

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訪日外国人観光客の回復が注目される中、ナビタイムジャパンが提供する訪日外国人観光客向けのナビゲーションアプリの利用状況から、冬季に人気が急上昇している市区町村を分析した。この分析はナビタイムジャパンが提供する訪日外国人観光客向けナビゲーションサービス「Japan Travel by NAVITIME」から取得したインバウンドGPSデータと属性アンケートを用いたものだ。

分析結果から、冬季の人気急上昇トップ10には愛知県犬山市が4倍の滞在数増加でトップとなり、2位以降も2.6倍以上の滞在数増加が確認された。特に、スキーなど冬季ならではのアクティビティへの関心が高まっている傾向が見られた。

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ランキングした市区町村の滞在数増加理由も分析され、愛知県犬山市、鳥取県境港市、滋賀県高島市、熊本県南小国町の結果が紹介された。

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犬山市訪問者は東京、大阪、京都、岐阜県高山市で滞在が確認され、犬山市から昇龍道を北上し、高山市や白川村へ訪問するパターンが多かった。

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また、境港市では水木しげるロード周辺や漁港周辺での滞在が多く見られ、カニやゲゲゲの鬼太郎など日本独自の食文化やコンテンツへの関心が高いことがわかった。

訪日客が増えているという実感は…

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「2月は閑散期だから~」とそんな声が聞こえたのだが、実感としては結構なお客さんが訪れていると感じていた。まさか昨年の4倍とは、数字を見ているとわからないものだ。

否定する訳では無いが、数字ほど混雑していなかった印象はある。コロナ禍前のような歩けないほどの大混雑はなかったし、混乱もなかった。それだけ観光客に慣れたのだと思う。

昇龍道のうんぬんは随分前に作られた話、日本人がこれに沿って観光しているかというと疑問が残る。ただ、今この話がリバイバルのように沸き立っているのだから機会を逃すことなく繋げていくことが大切だと思う。

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