新たな年末企画になるか?お菓子の城で高校生がプロジェクションマッピングを成功させたぞ!

去る2019年年末、犬山市のお菓子の城をプロジェクションマッピングで犬山市の名所や犬山祭の車山などで彩り、観客を賑わせました。プロジェクションマッピング自体珍しいものではないのですが、犬山市内でお菓子の城のような大きな施設で行われるのは初めてのことです。またこの企画を犬山高校の生徒が主体で企画されたことも大きなニュースになりました。

今回はこの企画を主催した玉谷駿弥くん(現役の犬山高校の高校生)にお話を聴くことができました。貴重な苦労話から今後の展開まで、インタビューはあえて大人の視点で切り取ってみました。

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プロジェクションマッピングを始めた理由は?

犬山市内で大きな施設を借りてプロジェクションマッピングを行う。犬山市内では明治村が年末年始にプロジェクションマッピングを展開し好評を得ています。また、玉谷くんたち犬山高校の生徒でフロイデ祭期間中にプロジェクションマッピングを展開しました。

今回、会場をお菓子の城で行い、200名あまりの見学者を呼びました。見学者は関係者の保護者も含め市長、県議会議員、市議会議員、Twitterで知った一般の方と大勢が集まりました。

筆者が気になったのはこの準備。お菓子の城を彩るだけの機材を高校が持っているとは到底思えません。企業のバックアップ含め、仲間内にも色々と苦労があったと感じます。今回は主催した一人、玉井駿弥くんにお話を聞くことが出来ました。インタビューという形を取らせてもらいお話を伺いました。

さんぽちゃん
さんぽちゃん

Q.率直に、高校生がこの規模で…と斜に構えて見ていましたが、規模感や内容が素晴らしい物でした。企業の指導の基があったのか、それとも自分たちで作り込んでのあの画像だったのか、どちらでしょう?

玉井くん
玉井くん

A.この企画は犬山高校の課題の一環です。授業だけではとても時間が足りなかったので、クラブ活動も連動してマッピングのプログラムを造りました。プロジェクションマッピングは今年から始めた課題で、「センセイワーク」さんが機材等とノウハウを提供していただきました。

さんぽちゃん
さんぽちゃん

Q.今年から?それであの規模は驚きですね…。メンバーは何人でやられたのですか?

玉井くん
玉井くん

A.課題(授業として)のメンバーは10人くらいです。後はクラブ活動の部員、犬山南高校の生徒さんや犬山中学の生徒さんも途中から参加していただきました。

さんぽちゃん
さんぽちゃん

Q.全体で12分くらいの映像でしたよね?それを割り振ってつくってもらったのですか?

玉井くん
玉井くん

A.え?全体12分もあったんですね…当日、受付をやっていて実は見てないんですよ(笑)。映像の製作は市内4中学と犬山南高校さんに1~2分程度の映像を作ってもらうことで協力してもらいました。それを我々がつなぎ合わせて…と実は前々日まで作業してました(笑)

実は今回のお菓子の城のプロジェクトは実は決まったのが10月で、本当に思いつきのようにお菓子の城で企画をやりたいと担当の先生にお願いして、担当の先生を通じてお菓子の城さんと交渉、快諾いただけたのです。それが確か10月末…だったと。

11月には画像の製作を始めなければいけなかっただが、ガス展や他のイベントも重なり、その後に期末テストも重なって、作成を始めたのはなんと12月に入ってから。

会場が決まった時点でTwitter上で告知もしてしまったので、後には引けなくなり日程的にも相当厳しかったのだそう。時間がない中で当日まで修正を繰り返し、メンバーとも連日深夜まで作業をしていたのだとか。

玉井くんは「正直、ここまで出来たのはメンバーがいたからこそなんですよね。」ととても楽しそうに感想を述べてくれました。

さんぽちゃん
さんぽちゃん

Q.12月から制作してあのクオリティーはすごい!苦労したなんてもんじゃ~なさそうですね?

玉井くん
玉井くん

A.はい。会場の規模感が掴めないで進んでしまったため、全て手探りで作り込みました。今回は基本的な動きがメインで構成されていますが、本当はもっとこうしたかった!という声も聞こえています。実際前日のリハーサル後に修正した画像もありましたから。とにかく、間に合ってよかった。

玉谷くんは実は当日の映像を生で見ていないのだとか。それもそのはず、交通整理等も自分たちで行い、始まってから会場へ来るお客さんを誘導していたのだとか。

では今回お菓子の城を彩ったプロジェクションマッピングを一部ですが写真でまとめてみました。

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当日の映像や写真をまとめてみた

写真は一部です。全体で12分ほどの動画になっていて、この日は名古屋経済大学の学生が前座でバンド演奏も行われました。ちょっとしたイベントでしたね。

お菓子の城は旧北海道本庁舎をモチーフに作られた建物。一般公開されているお菓子工場で犬山市内でも人気の工場見学スポット。大人一人1200円で入場できて、お菓子作りの体験や貸衣装を着てたのしめるちょっとしたテーマパークになっています。

運営は竹田本社(旧名竹田製菓)。城内では約200点におよぶシュガーアートの展示やクッキー作り体験、ドレスレンタル体験などができる。このほか、パーティーや結婚式の会場として利用できる。また、世界コスプレサミット2011・2012と同イベントのオフィシャルパートナーとなっており、世界コスプレ撮影会 in お菓子の城が開催されています。その施設でのプロジェクションマッピングは今回初。壁一面に織りなした光のアートがもう素敵です。

 

 

圧巻だったのはこの「犬山祭の車山」13車並んだ壮観な絵はこの建物だから出来たアート作品です。

他にも何点かありましたが、犬山をメインに制作した画像ばかり。これが一ヶ月で準備できるのだから若いパワーはあなどれませんね。

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次年度は大学生!玉谷くんの描く未来像は?

玉谷くんは来年度から進学、犬山市にある名古屋経済大学に進むことが決定しています。そしてこのプロジェクトを今後どうするかについてお聞きしました。

さんぽちゃん
さんぽちゃん

Q.高校3年生ということで卒業となりますが、今後はこのプロジェクトはどうされますか?

玉井くん
玉井くん

A.後輩の犬山高校の生徒がつづけていく予定です。部活動の一環でもあるので。

さんぽちゃん
さんぽちゃん

Q.自分自身、なにかしら関わる事はあるのでしょうか?

玉井くん
玉井くん

A.ビジネスとして貢献できたらと模索しています。そのためには1から(組織を)作らないとだめなのですが…。なにせこれでおしまいではいい思い出になってしまいます。来年も続くのであれば私が主となりつづけていければいいと考えています。

さんぽちゃん
さんぽちゃん

Q.なるほど、ビジョンとしては?

玉井くん
玉井くん

A.高校の先生方に任せてしまった場所の交渉や機材等の手配、マッピング期間も1日ではなくもう少し長くできる様な交渉も私が担いたいと考えています。そのために県外の大学ではなく市内の大学へ進学するのですから、更新が続くような事業として成り立たせたいです。

と、高校3年生とは思えない力強い未来像が帰ってきました。語るのは簡単ですが、人を動かすとなると熱意だけではどうにもなりません。

ここでお知らせですが、犬山さんぽでは玉谷くんを全面的にバックアップすることになりました。営業面はもちろん、企業マッチングもお手伝いしていきます。また、場所の交渉や機材、作業場所の提供も出来たらと考えています。この先、犬山の年末を彩るイベントに発展するのかどうか?注目です。

取材協力:本町茶寮

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