城下町に素敵な雑貨店が誕生!犬山の路地裏には蔵がある!?

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犬山市の城下町、江戸初期から商人の街として栄えて何度かの大火にも見舞われながら今では女子大生を始めとする観光スポットとして全国的に有名になっています。

そんな犬山城城下町に新たに雑貨店がオープン。昭和初期の蔵を用いた店舗に一歩入ると城下町の喧騒を忘れてしまうかのような時間が流れていました。

今回は犬山城城下町にオープンした「蔵のとと ろじの奧の隠れや」(以下藏のとと)の店主、齋藤さんに色々とお話をうががって来ました。

犬山城があえて見えない路地裏に店舗を構えた理由は?

「路地からあえて見えないところにお店を構えたんですよ」と嬉しそうに語るのは店主の齋藤さんだ。「藏のとと」は本当に路地の裏にある。というよりも絹乃舘 匠美(以下匠美さん)の敷地内にあると言ったほうが正しい。犬山城下町は平日、休日問わずとてもたくさんの人で賑わう観光地。あえて路面店の裏路地にお店を構えることに抵抗はなかったのか?そのあたりを聞いてみた。

「僕のことを知ってる人に会いに来てほしいのでこの場所に決めました。」と路地裏であることを逆手に取り、齋藤さんがこれまでご縁のあった人たちに来てもらいたいとの願いもある。その証拠に同店には犬山市内外からお客さんが足を運ぶ。齋藤さんが狙ったとおりに集客できている。

「もっと多くの人に犬山を知ってもらいたいんですよね」とも語る。齋藤さんは犬山市長者町の出身。10代の頃は犬山市を中心によく遊んでいたとのこと。社会人になってから犬山を離れ、サラリーマンを辞めて犬山の城下町に居を構たのは2020年になってから。様々なご縁があり現在の藏へたどり着いたのだという。

店舗を構える際に、犬山市で小さく活躍するクリエイターさんに声をかけて、藏のととにおかせて欲しいと頼み込んだとお聞きした。数多くのクリエイターが藏のととに作品を置き、販売されている。これは齋藤さんの人柄だろう、犬山市だけでなく尾張地方で活躍するクリエイターの作品が店内には並ぶ。さながらギャラリーのような雑貨店、これは珍し物好きの筆者にとって一日居られる空間だ。しかも本物の藏をリノベーションしてお店にしている。一部売り物の盆栽を飾ってある中庭も風情がある。空間として路地店舗とは全く異質な空間が広がっているのだ。喧騒的な城下町の通りに比べて非常に静かにアート作品に触れられる点は非常に貴重に感じる。

チャレンジ的な試みから始まった藏のととだが、今後は中庭を利用したお茶会なども開きたいと目を輝かせる。犬山城下町に賑わいとは別の空間があってもいいのではないか?そんな気分にさせてくれると同時に、淹れてくれた珈琲がとても美味しかった。

路地裏だから見える世界がそこにはある!

「路地裏だから見つけにくいとよく言われるんですよ…。」と申し訳無さそうに語る斎藤さん。しかし路地裏こそ文化の発信源でいいのではないだろうか?

お茶や着物の文化は屋内から始まり、今でこそ城下町を着物を来て歩くことが流行っているが、着物を着て気軽にお茶を楽しむ、アートを楽しむ場があっていいと筆者は思う。齋藤さんは犬山の街を案内するサービスも始めたいと語る。城下町を着物で歩くのに、もう一つ足すとしたら「その街のガイド」が必要だと思う。その準備を始めているのだ。

人が増えすぎて歩くだけで疲れてしまうよりも、ガイドさんと一緒に街を歩いて新たな発見を楽しんだり、時間が止まったような錯覚に浸れる空間こそ、観光へ来たという実感を体験できるのではないだろうか?「非日常を味わってほしいんですよ~」ととても楽しそうに語る齋藤さんも犬山に魅了された一人だ。

城下町にある「匠美」さんの裏手にあるお店だ

犬山城下町に新しくできた雑貨店「藏のとと」はそんな空間体験の先駆けだと筆者は思う。齋藤さんの人柄もだが、犬山という城下町でこれだけのんびりとそして非日常をよりディープに楽しめる雑貨店は他にない。是非訪れてもらいたい店舗だ。

店舗詳細
店名:「藏のとと ろじの奥の隠れや」
住所:犬山市東古券65(本町交差点から徒歩3分)
Tel:090-9117-7277
※ホームページは準備中。詳しい情報はInstagramから

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