写真引用：犬山商工会議所
名古屋造形大学の学生がキャラクターデザインを担当した犬山商工会議所のストーリー「木曽川 桃太郎外伝」が始動した。このストーリーは愛知県犬山市栗栖地区の「桃太郎伝説」を基に、地域活性化を目指す。現在、キャラクターの名前を公募中である。
名古屋造形大学のコミックイラスト分野の学生（現在は卒業）が在学中にキャラクターデザインを担当し、犬山商工会議所のストーリー「木曽川 桃太郎外伝」が始動した。これは、愛知県犬山市栗栖地区で語り継がれている「桃太郎伝説」をベースに、地域を活性化するために「桃ちゃん」を中心に仲間たちが活躍する物語だ。
ストーリーでは主人公「桃ちゃん」が実は女の子で、村の女の子を連れ去る鬼から守るために男の子として育てられる。成長した桃ちゃんは、いぬ、さる、きじと共に鬼たちを成敗し、改心した鬼たちも仲間になる。これらのキャラクターたちは栗栖地区の活性化のために活動している。
写真引用：犬山商工会議所
また、犬山市栗栖地区にある桃太郎神社の節分祭では、「福はうち、鬼もうち」という掛け声が飛び交う。鬼が仲間になる「木曽川 桃太郎外伝」は、この言い伝えに基づいている。
写真引用：犬山商工会議所
「木曽川 桃太郎外伝」公式Twitter「ももちゃん＠木曽川 桃太郎外伝（https://twitter.com/inuyamamomochan ）」は、名古屋造形大学 三輪スタジオの在学生たちが運営している。現在、桃ちゃんの仲間であるいぬ・さる・きじ・赤おに・青おに の名前を募集している。
応募期間は1月28日から2月29日までで、結果は4月5日に犬山商工会議所HPと公式Twitterで発表される。名付け親には犬山の特産品がプレゼントされる。詳細、応募方法は下記HPまで
写真引用：犬山商工会議所
名古屋造形大学は、名城公園キャンパスにおいて新たな都市型の芸術大学を目指している。アート、デザイン、エンタテインメントそれぞれの分野でのものづくりを極め、社会に積極的に開き、社会と関わる活動を心がけている。ただ作るだけでなく、社会への発信と社会とのつながりを重視し、どのようなものづくりであるべきかを考える人材を育成していくことを志している。