2019年の犬山市議会議員選挙、候補者22人全員にシンプルかつ同じ質問を投げてみました。
今回の市議会議員選挙は論点が明確ではない選挙戦で、各候補にそれぞれの主張があり大変興味深い論戦が犬山市内で繰り広げられています。
また、ポスター、公選ビラ、選挙公報と選挙にまつわる各候補の主張を目にする機会も増えていることでしょう。しかしながら外側から見ていて、もう少しこの部分を聞きたい!という方もいるのではないでしょうか?
今回、すべての候補者に同じ質問「あなたが市議会議員に立候補した理由とその根っこにある信念は?」という質問を投げて、直接会ってお話を聴いてきました。
どの候補者に入れようか迷われている方、もう少しここが聞きたかったという方の参考になれば幸いです。
※各候補者の表題No.と氏名はポスター表記にある掲示板番号と氏名を参考にしています。なお敬称は略称にて失礼いたします。
現職・中村貴文が議員を志した理由
「今回はシンプルに一つです。五郎丸駅の復活とその周辺の発展です」と語る中村市議。街宣中にインタビューを取らせてもらった手前、あまり語ってくれなかったかと思ったのですが、お父様も中村市議同様、市議会議員を勤めていた。その背中をみて育ち、参議院議員の秘書時代に秘書とは議員とはの教示を学んだと語る。
2世議員だからという気負いはどうやら彼にはないようだ。ただ、父の背中を追いかけていると言う訳でもなく、彼自身のはっきりとした志が街宣を聴いていると感じ取れる。
中村市議を支える信念は?
「五郎丸だけ考えている訳ではないのですが、どうしても力が入ってしまいますよね」と語る。夕日を背景に通行人に名鉄小牧線の五郎丸駅の必要性を訴える。これは生半可な信念や思いつきでは語れない。
地元愛や地元のためにと訴える議員候補は数多くいる、が、具体的に何をどうして金がいくらかかってといったはっきりしたスタンスやビジョンを見せる議員は少ない。
中村はその中でも最も具体的な提案を訴え続けている。なんでも反対、税金の無駄遣いをするな!という声だけが大きく聞こえる世の中だが、具体的にそれができるとどんな生活になるのか?を想像させてくれる。
五郎丸に駅を!中村市議のシンプルで具体的な訴えに筆者は賛成だ。