【犬山城城下町】下本町のまちかどボランティアセンターでわん丸くんベンチ作成中！

今や押しも押されぬ犬山市人気ゆるキャラになった「わん丸くん」。毎週休日になると犬山城の本町通りで街歩きを楽しんでいるようで、一緒に写真撮影された方もいらっしゃるのではないでしょうか？

下本町にあるまちかどボランティアセンターではこのわん丸くんをモチーフにしたベンチを作ろうとプロジェクト化して製作。今回はベンチ作成の様子が届いたのでお伝えいたします。

わん丸くんベンチプロジェクト始動！

「わん丸くんのベンチを作ろう！」とそんなプロジェクトが始動したのはふとしたきっかけが始まりでした。

毎月開催している「フューチャーセッション」。小さな行動を起こしましょうということで始まった会なのですが、この小さな行動に皆が迷い、出したプロジェクトの中に「街角に何かを置こう」という発想が始まりでした。

ここ数年、犬山城を背景にインスタグラムに映えることが理由で犬山城城下町の本町通りは連日賑わうようになり、日本全国から観光客が押し寄せる人気スポットになっています。

しかし人通りが多いのは本町通りのみ、その周辺の下本町などには人があまり通らずに少しだけ問題になっているのです。

犬山市の城下町は本町通り以外にも文化的な建物も多く、また魅力的な飲食店もあります。そのため観光客に本町通り以外の犬山の魅力を発見してもらうためにベンチを置こうというプロジェクトが立ち上がったのです。

単に街角にただのベンチを置くだけでは何の魅力もありません。そのため何か一つ犬山らしいシンボリックなキャラクターをあしらおうと。

そうなると「わん丸くん」が最も親しみやすいキャラクターで、絵を描くにも最適な素材でした。

こうして「街角にベンチを置こう」というプロジェクトが「街角にわん丸くんのベンチを置こう」になったのです。

さて、わん丸くんをあしらったベンチを作ると言っても、ただ絵看板のように付けて終わりでは楽しくありません。

なんとか立体的にできないものかと、そして絵とは違う何かでできないものかと模索していました。

そこでわん丸くん夢工房の責任者でフューチャーセッションにも参加されていた奥村さんに、レーザー加工でわん丸くんが加工できないかと相談し、快諾をいただきました。

わん丸くんをコンパネに書いて…

レーザー加工機で立体的に成形します…（音が出ます）

パーツごとに組み立てて…

立体的わん丸くんはこうして完成！あとはこれとベンチを組み立てるのみです。

立体的わん丸くんを本町通りにある「しみんてい」に持ち込み、組み立て…。

ベンチとわん丸くんパネルを合わせるために補強も入れて固定します。

組み上がったら防水性を考慮してベンチ部分とわん丸くんパネルにニス塗りして完成です。

少し小さいように見えますが、大人二人が座るのに十分な大きさ。このベンチに2人で並んで座ると２人の間からわん丸くんの顔が覗くという親切設計。

わん丸くんベンチが設置される場所は下本町のまちかどボランティアセンターに設置します。

いつからいつまでの期間は定めてませんが、城下町に起こしの際はぜひ下本町の方面まで足を運んでみて下さい。

わん丸くんベンチと運が良ければゆきちゃんがあなたをお待ちしていますから…。